はじめに
こんにちは。神社仏閣が好きで諸国を巡礼している、たかふみです。
「三人寄れば文殊の智恵」で有名な安倍文殊院へ参拝を記事にします
基本情報
交通アクセス: 近鉄・JR桜井駅から徒歩20分またはバスで7分
札所:大和十三仏霊場第3番/大和七福八宝めぐり/大和北部八十八ヶ所霊場第82番/大和ぼけ封じ霊場/神仏霊場巡拝の道第34番(奈良第21番)
入り口
安倍文殊院の筆が達筆で惚れ惚れします。
本堂
こちらで国宝の「木造騎獅文殊菩薩及脇侍像」を拝観することができます。
獅子にまたがる、文殊菩薩は見応えがあるので、拝観はおすすめです。
文殊院西古墳
安倍文殊院には境内に古墳が存在します。
この古墳は、安倍文殊院を創建した安倍氏の氏寺であるので、このお寺を建立した安倍倉梯麻呂かもしれません。
古墳は入れないことが多いですが、安倍文殊院さんの古墳は中に入ることができます。
古墳の中には、不動様が屹立しています。
風化してお顔はよく見えません。
金閣浮御堂で七参り
このお堂は、参拝方法が独特です。
「七参り」をします。
七参りとは、人生で7つの思いがけない災難があると言われている七難にあわないよう、「おさめ札」を収めながら回る参拝方法です。
七まいりの作法は以下です
・橋をわたり、おさめ札を持ち正面で一礼
・時計回りに回廊を回りながら、災難にあわないよう、事故にあわないようになど祈願する。
・正面の箱におさめ札の右側から1枚切り離し入れる
・上記を7回繰り返し、お堂の周りを7周し堂内に入る
七周するのは、けっこう大変でしたが、京都の 石像寺に比べれば楽勝です。石像寺の場合は年齢数だけ周回しますからね。
弘法大師像
白山堂
境内社として白山堂が祀られています。
重要文化財です。
文殊院東古墳
境内の東側にも古墳があります。
西古墳と違って入ることはできません。
ウォーナー博士報恩供養塔
境内にはウォーナー博士報恩供養塔があります。
ウォーナー博士は、東洋美術に理解のあるアメリカの研究者で、第二次世界大戦において、京都や奈良を空爆しないよう進言したという話が残っており、それを顕彰した石碑です。
本当のことだとしたら、今日に京都や奈良に古刹が残っているのは、このウォーナー博士のおかげということになります。大変ありがたい進言ですね。
晴明堂
陰陽師で有名な安倍晴明は、安倍氏の一族で、この安倍文殊院で修行したとされています。
参拝難易度
公共交通で移動しても楽に行けます。
徒歩でも20分しかかかりません。
参拝難易度は優しいです。
御朱印
まとめ
いかがでしたでしょうか
古墳が境内にある珍しいお寺さんでした。
安倍氏ゆかりの寺であり、安倍晋三の石碑も境内にありましたね。
皆様が幸せになりますように、お祈り申し上げます。